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■その1 高度な技術を求められる箇所を把握する |
自分の気に入ったデザインのスコードロン・パッチを自在に描ける様になるには多少のスキル・アップが必要に成る。描こうとするデザインが自分の技量に合った物か判断しなければいくら描き直しても納得する出来のパッチは描けない。
今回のデザインは全てフリーハンドで初心者が描くことはお勧めしない。
カラス口という筆記器具を溝引きという技法で使用して赤十字の直線部分を描くことが無難であるが私は全てフリーハンドで描いている。
正直なところフリーハンドに自信が有るのではなく、溝引きに自信が無い。人それぞれに得手不得手が有るので自分に合った技法で描き上げてほしい。 |
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■その2 色彩や配置を構成をする |
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今回はディズニースタジオがデザインしたパッチが多数収録されている洋書「Disney Dons Dogtags」を参考にする。
しかし何故かこのデザインだけモノクロで掲載されているので色彩構成しなければ成らない。 |
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インターネットでこのパッチを検索したところ左記のパッチを発見した。
出来が稚拙な事から最近の業者が製作したものではなく、戦争当時に製作されたオリジナルものでは無いかと判断して配色を参考にさせてもらうことにした。
また、左のパッチは背景の赤十字より白雪姫が大分小さめに描かれているようなので赤十字と白雪姫の大きさの対比は洋書のモノクロ画像と同じにする事にする。 |
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しかし、白雪姫のコスチュームの色合いには違和感を感じたために映画が放映されていた当時の画像を見つけ出して、パッチのオリジナルから離れてこちらのコスチュームの配色を使用する事にした。
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