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■その1 下絵をトレースする |
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下絵の裏にパステルを塗り上から下絵を革にトレースする。
使う革の色に合わせてパステルの色も赤や青に変えるが成るべく白を使うようにする事。
パステレの上から絵の具を塗ると混色して色が濁るのであまり目立たない白を使う機会が多い。
トレースダウンが済んだなら刷毛で余分なパステルを落してから着色する事を忘れないように。
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■その2 なるべく複数枚同時製作して最初にホワイト・ジェッソを塗るように |
初心者はなるべく同じデザインのパッチを2.3枚製作するように心がける事。
私でも始めてのデザインのパッチを製作するときは失敗する事が有るが
複数枚同時に製作していれば1.2度失敗しても最終的には1枚は必ず完成する。
どのタイプの絵の具を使用しても最初にホワイド・ジェツソを塗るようにする。
発色がまったく違うし塗り重ねる回数も少なくて済む。
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■その3 顔や細部は最後にスミ入れする |
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スミ(黒色・濃い色)は最後に入れる。
上の画像の場合、黄色で円とお月様を塗った後に再度下絵からスミの部分をトレースダウンする。
その際、黄色地に白では目立たないので最初に塗った白のパステルの上から濃い色のパステルを塗りトレースする。
黄色い部分は赤と黄色のジェッソを混色してオレンジ・イエローにして
保持力を考えてテキスタイル・メディウムを加えたもの |
■その4 手描きならではと思わせる箇所を加える |
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折角手描きをするのだから手描きの風味を残す箇所を加える。
筆痕は完全には消さない、なるべく定規は使わずにフリーハンドで描く。
このパッチの場合はデザインが単調なので革の皺が目立つ部分を敢えて使用してアクセントとした。 |