■手順その7 革の切断 |
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革の切断にはサークルカッターを使うことが多いが私の場合は切断ミスが多かった。
その原因はどのタイプのサークルカッターもセンターにニードル部分を持ち深く突き刺して使用するが革に傷をつけることは出来ないので上の画面中央にある傷をつけないためのアダプターを使用する事になる.
サークルカッターは本来、布地や紙類を切断するためのものなので革の切断は想定しておらず
力を入れて数回カッターを回すと軸がずれてしまい、円形に切断できない事が多々あった。
アダプターがずれないように底に両面テープを貼ってみたがカッターに力を入れれば効果はなく
強力な両面テープでは革の吟面(表面)を傷つける結果になった。 |
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そこで私は円形の定規を当てて革を切断することにした。
12cmの定規に使用したのは使い古したCD-Rである。
そしてスコードロンパッチの正規サイズの12.7cmを切断するのに適していたのが
塩ビ管の10cmサイズのものに使うジョイント部分の外側がみごとに12.7cmだったのです。
これらを定規にして切断する場合、サークルカッター程には切り口がきれいではありません。
しかし手描きパッチを製作するのですから切断面が多少不規則なほうがそれらしいと私は思っています。 |
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これらを定規にして切断する際には革に2.3箇所マスキングテープで定規を固定します。
この際にマスキングテープを剥がす際に革の吟面をいためる可能性がありますからなるべくほかに使用しない革の部分にテープを貼るようにしてください。
定規を手で押さえながらマスキングテープを避けてカッターで定規の周辺を2.3度なでれば革は切断できます。
確実に革が切り離されていることを確認したらマスキングテープを貼った部分をテープごと切断して終了です。
変形タイプのデザインの場合にはすべての箇所をフリーハンドで切断することになりますが
そんなに難しいことは無く気軽にやりましょう。
円形を切り出すよりは簡単だと思います。 |
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